学制150年記念シンポジウム

学制150年記念シンポジウムにて記念講演させていただきました.

明治5年に我が国最初の全国規模の近代教育法令である「学制」が公布されてから,令和4年9月4日で150年を迎えました.近代化を支えた明治期の教育を振り返るとともに,一人一人の多様な幸せ,そして社会全体の幸せのために,学校での学びの大きな方向性,教育の未来を考えるきっかけとするため,記念シンポジウムが開催されました.

私の講演では,明治5年学制公布前と,公布後から現在に至るまでの日本人の身体運動の捉え方の違いと,当時の人々(明治初期)はどのような心で近代化を受け入れていったかを,明治の文豪らに関係する文献を紐解き話させていただきました.また今後の教育は,学制公布前の日本人の身体運動の捉え方と,学制公布後の日本人の身体運動の捉え方を両方併記してゆくことが,日本人のアイデンティティを生かしてゆくためにも必要であるのでは?という提言をさせていただきました.

  • 関連記事
  • おすすめ記事

カテゴリー

PAGE TOP