ハンマー運動の分析とスポーツの新しいトレーニング方法の開発
これまで，ハンマー投の研究を通して、スポーツの運動スキルの解明や新しいトレーニング方法の開発の研究を行ってきました。自らも被験者となって、フォースプレート（床 反力計）、高速度カメラ、モーションキャプチャなどを用いて、バイオメカニスクス的な観点から，ハンマー投の投擲スキルを明らかにしたり、加速度計や無線モジュール等の電子デバイスを内蔵 したセンサモジュールを開発し、スポーツのための新しいトレーニング方法の開発に取り組みました。
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Hammer experimental study at JISS Tokyo, Japan
Sound sonification / センサを用いた聴覚フィードバックシステムの開発
更に，「加速度計やジャイロセンサを用いた９Dワイヤレスモーションセンサを開発などを行ってきました。下記の動画は、このモーションセンサを使った聴覚フィードバックの実験 を示しています。国立スポーツ科学センターで実験を行いました。この実験では、このモーションセンサをワイヤー上に配置し、無線を利用し聴覚フィードバッ クの実験の様子です。音のピッチの間隔が狭くなると加速していることがわかります。更にフィードバック情報として角加速度情報（ハンドル部の回転方向の加速度情報）を音情報に変換し、PCに接続されたスピーカー からバイオフィードバックすることにも取り組みました。この情報をモニタリングすることによって、投擲方法の確認をしながらトレーニングを積むことができます。このシステムによってサイバネティックトレー ニングを実現化しましたが、これは実用化・商品化した世界初のトレーニング装置だと思います。ハンマー投だけでなく、いろいろなスポーツに利用できる理論だと言えます。」
Sound sonification in hammer throw / 音によるフィードバックシステム
スタンフォード大学のMusic Department, Jonathan Berger 教授もこのことに触れてくださっています．
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